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1年365日以上お酒を飲むアラフォー女、京都の回らないお寿司で乾杯!

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オジャマしたのは、7月1日オープンの「鮨料理なかた
旬の魚介を盛り込んだお寿司と、こだわりの食材・野菜を使用した一品料理がいただける鮨処。

以前伺った新大阪駅「仏男(フレンチマン)」系列プロデュースのお店。オープンに先駆けひと足お先に伺ってきました。

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京都烏丸駅すぐ、炭火炉端や小皿フレンチ、スパイスダイニングなど様々なジャンルのグルメ店が集結する「ざ・らくちん室町横丁」内の好立地もうれしい。

この佇まい。京都。来るたび思うけど、「京都って、ええよね〜」ってこと(笑)

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控えめな看板にシュッとした構えの扉を開けると階段がシュッと伸び、おしとやかに上った2階がお店。

コの字のカウンター10席ほどの小ぢんまりとした空間、一切の無駄なし至極シンプルで、鼻をやさしくくすぐる木の香りと、にこやかに迎えてくださるスタッフさんたちに、こちらも顔がほころびる。

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メニューはコース一択、7,700円(税込、ドリンク別途)
15貫ほどのお寿司とお料理が交互に供されるスタイルにて。ドリンクは定番ひと通りに、とりわけ日本酒が豊富に揃います。

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乾杯!の前に、「これでたくさん呑めますよ」とニンマリ笑顔とともにサーブされたのは2〜3口のしじみスープ。貝の旨味がぎゅっと凝縮され五臓六腑に染み渡る。うん、これでいっぱい呑める!呑ませていただくよ!

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改めまして、生ビールで乾杯!丁寧に注がれたそれを薄手のグラスでキュッといくその旨さ。たまんないねえ!

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寿司:剣先いか

お寿司は昨今、関西でも流行りの赤酢を使った江戸前風ではなく、一般的な寿司酢にて。シャリもネタもコマ過ぎず大き過ぎずの仕様。

で。寿司はじめは丹後の白イカ。もっちり弾力がありつつ美しい隠し包丁のおかげで心地良い歯ごたえに。みずみずしく爽やかな生姜がイカの甘みを引き立てる。

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寿司:鮪赤身

境港の本鮪、艶やかな紅。これぞマグロ!だ。回転寿司でマグロだとトロ系いって赤身ってあんまり食べないけど、マグロのおいしさの真髄はやっぱり赤身にあるんかなぁ。あ、牛肉と同じかなぁ。とか思ったりした。知らんけど。

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作 穂乃友/純米酒/三重、
楽器正宗/無濾過原酒/福島
日本酒もいただきましょ。クリアガラスを受け皿に、全国各地のイメージ柄が入るかわいいグラスになみなみと。敷居の高そうな雰囲気にこのギャップがステキ。

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寿司:赤貝

好き好き好きー!赤貝!ビジュアルで喉唾ゴックンほど好き!(笑)コリッとして歯がクッと食い込むちょーどな歯ごたえ。間髪入れずに磯の香りブワッ!思い出しても生唾もん。

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寿司:鯛笹巻

ひょいと手を差し伸べサーブされる粋なスタイルもキュン。

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涼しげな笹の香りをまとい、昆布〆の旨味が上品に広がる。ああ、お母さんにも食べさせてあげたい(笑)

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からすみ茶碗蒸し

しっかりめに効かせたお出汁とカラスミの塩気がこれまた酒を進ませるねえ。ひとくちごとに「嗚呼」と目を閉じてしまう。

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寿司:車海老

生とは違い、程よく火が入ることでミディアプリ感に甘みがしっかり感じられる。そうそう、海老ってこんなに旨味があったのだ。

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ビオンタ/サントリー

シーフードのための白ワイン。ミネラル感があって本当、魚介と合うの。久々、おいしいなあ。

なおワインは基本白のみ、要望があれば赤もご用意いただけるそうです。(要お問い合わせを)

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寿司:鱧

鱧、夏やねえ。可愛らしいひとくちサイズの押し寿司スタイルで。木の芽がええ仕事してる。

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寿司:二十日大根手毬

隣にちょこんっと添えられるキュートな手毬寿司は、お花を模した二十日大根の浅漬け。ビジュアルも味わいも、可愛らしいやんか。京都どすえ〜

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雲丹そうめん

ひょいと供されたそれに目をやると、「これ、お素麺?」、板さんのご出身の奈良の葛そうめんだって。どうりでクズキリっぽいわけだ。

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ツルツル口当たりにもっちり歯ごたえ、濃厚なウニ、爽やかな穂紫蘇、天かすのコクが一体となる。ほんのひと口が立派な一品、且つ、寿司の合間の酒の肴になっている。素晴らしい。

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寿司:かんぱち

コリッと、程よい脂乗り。シンプルにおいしい。

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アイスブレーカー/純米吟醸/京都

イギリス人の杜氏さんによる人気の夏酒はロックで、が旨い。

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日本酒のチェイサーにハイボール。めっちゃ笑われたww

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寿司:いわし

コレ、今日イチ。めちゃくちゃ脂乗ってるー!こんなおいしいいわし、初めて!そして生姜が青魚の香りを引き立て脂をシュッと拭ってくれる。いわし×生姜を考えた人に拍手。

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寿司:生鳥貝

甘塩っぱい煮詰めを纏いより一層ツヤを増した鳥貝の妖艶なるビジュアルよ。コリッコリコリコリ…。先の赤貝同様、夏は貝が旨いのだ。貝好きにはたまんないのだ。

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青蜻蛉/特別純米/福岡

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鮑ソテー
やわコキュッと歯ごたえの鮑にこっくりバター、塩気のいくらプラス肝入りの濃厚なひと皿。

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そして、鮑身を食べたら飯玉を投入しリゾット風に、おいしいソースの一滴残さず食べられる嬉しい仕様。思わず「おかわり!」言いたくなっちゃう。

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寿司:なかた巻

トロ鉄火の逆巻でカリフォルニアロール的仕立てがオシャレ。下ろし立てのたっぷりわさびの爽やかさがなんとも。っく〜!

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寿司:玉子あて

東京風な甘い仕立てではない、お出汁のきいた玉子。やさしい〜

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稚鮎天ぷら

待ってました、揚げ物!(笑)旬の稚鮎をカラリと揚げ自家製のたまり醤油塩で。サクッホロッ、肝の苦味がふあっと。ほんで、このお塩がまたアテになるってゆうね。買って帰りたいほど。

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寿司:穴子

はい、秒でとけた。鼻から抜ける香りの余韻を楽しむ。

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百十郎/純米酒/岐阜、
船形山/純米吟醸/京都
インパクトあるラベルの百十郎は、なんと女性の杜氏さん作だって。コクとキレのいいバランス、食事にも合うし、単体で飲んでも好きだなあ。

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寿司:いくら

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寿司:とろ
贅沢な厚切り、シメを飾るにふさわしい芳醇な香りを放ちました。

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じゅんさい入りナメコの赤だしでほっこり、

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水物

抹茶のクラッシュかき氷にホクホコ小豆の和なスイーツとお茶をいただいてフィニッシュ。

心から、ごちそうさまでした!

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鮨処にふさわしいシュッとした空間と温かいおもてなしで、こだわりと心意気を感じるお寿司とお料理とそして、お酒をたっぷりじっくり堪能させていただきました。

京都・烏丸駅近の立地ながら、この内容でこのお値段はとてもリーズナブル。何より、すごい満足感!お店を出てからも帰路でもお家に帰ってからも、また翌日も、「おいしかったね〜!めっちゃ良かったね〜!」の繰り返しでした(笑)本当、心底満足できるお店。

ちょっとええ日や記念日などにもぜひ。

★「鮨料理なかた」HP
京都市下京区室町通綾小路下る白楽天町511-1「ざ・らくちん室町横丁」2F
075-366-4580
17:00〜24:00 水曜日休み

夜総合点★★★★ 4.3


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