
今宵は焼鳥で乾杯〜っ

オジャマしたのは「讃眞(さぬま)」
讃岐出身のご主人による焼鳥酒場。
最寄駅で言うと東天下茶屋らしいのだけど、お天気の良い爽やかな日だったので天王寺駅からテクテク歩くこと数十分。大通りから一筋入った路地に佇むなんとも味のある構えに胸キュン!ハイカラ喫茶風の建物に年季入りまくりの看板、赤提灯と赤暖簾。異色の組み合わせがソソる!


ドキワク入った店内もめちゃくちゃソソるー!小さな調理場を囲う8席ほどのカウンターに、脇のテーブル一卓。小ぢんまり感もまたえぇやないの。そのテーブル、よく見ると麻雀台に穴開きテーブルを乗せたオリジナル品。おもしろい〜♪
入店早々テンション上がりまくり!だけど、そろそろ落ち着いて座りましょか。カウンターにオジャマします〜



メニューは頭上のこれまた年季入りまくりの手書き短冊にて。焼鳥酒場なれど串焼きではなく、セルフ焼きスタイルなのだ!

さらに。讃岐ご出身の自家製うどんがいただけるのだ!ソソるー!!

まずは生ビール¥480で乾杯!

アテは、焼き前に生もんもらいましょか。

ずりの造り¥400


サクサクッと歯ごたえがたまらん!


通常捨てられることが多い銀皮部分も入るあたり、肉に自身があるゆえやね。

きもの造り¥450


プリプリッとろ〜〜っ!ウマ!

とりの盛り合せ¥780
どどーんとキタ!すんげーボリューム!これで一人前!マジすか!Σ(0_0)



いろんな角度から眺めちゃう!何が入ってるのか尋ねると、「てきとーや!」とご主人(笑)元々、串に刺す作業が面倒て、セルフ焼きスタイルにされたんだとか。その適当さ加減もステキっす!

品書きにあるものは大体入っているとのことで、それら各種部位(10種以上!?)とキャベツ、人参、ナス、そら豆、しめじなどの野菜盛り。

何度見てもどっから見てもなんせボリューム!うまいこと積み上げたるわ〜

目の前の年季入った七輪で焼き入れます。ワクワク〜♪

それぞれ、塩・ポン酢・醤油ダレで。


その他、カウンターにはいろんな調味料があるのでお好みでどうぞ。

好きなもん好きな分だけ乗せて焼いていきます。

良い感じに焼けてくる様も、見てるだけでアテになる。

焼き待ち中にチューハイ¥300をスタンバって。
できたものから順次いただきまーす

大好き皮!カリッパリジュワッ!

コリジュワッ!三角(ぼんじり、ヒップ)

ぷりとろ〜っ!せぎも

しっかり練り上げられギュッと詰まったむっちり!つくね

どれもウマイ!ほじくって色んな部位が出てくるのも楽しい!
自分のタイミングで自分の食べたいもんを焼いて食べれる気軽さ楽しさ。同じ『焼き』でも、見守り続ける・忙しい焼肉とは違い、焼きの時間に余裕を持てるのも良い。

肉のたたき¥500
鶏肉を完食し。カウンターのあちら側に隠れるように掲げられるメニューから肉のたたき。めちゃくちゃレアな仕上がり!

ポン酢ダレがかかっているので、野菜たちをくるんっと巻いてパクッ。脂身なしであっさりながら、やららかジューシィ!噛むほどに旨味ギュギュッ!めっちゃ価値ある一品やわ!

再びチューハイ¥300でリフレッシュしてからの。〆いきましょか。

ざるうどん¥480
数種そろう中からやっぱりお初はざるでしょ。ざる一丁!

待つこと十数分。ツヤッツヤのんキター!めっちゃ美しい!
想像するよりは若干細め。お店のスタイルかしら?と思ったら、太さや柔らかさは作る時のご主人の気分によって変わるそうな(笑)

うどんつゆと薬味(刻み海苔、生姜、ネギ、すりゴマ)でいただきますが、
まずはそのままで。

ツヤッツヤのそれを数本たぐってズズズッ。んまーい!一瞬ふあっとして噛むとムチモチッとした讃岐うどん特有の弾力!んまーい!

生で、塩で、シンプルにうどんそのものの味を楽しんだ後は、ちょい甘めのつゆと薬味で楽しみます。んまーい!!焼鳥〆にざるうどん。良いね。ごちそうさまでした!
平日開店すぐ。先客はおらず一番乗り!作務衣姿のお父さんがお出迎え。一見、ぶっきらぼうな愛想ないおっちゃんかと思ったけど(どんだけ失礼)、実はお話好きで可愛らしいお父さんもえぇ味出してます♪
昭和香る小じんまりとした空間・旨し鳥のセルフ焼きスタイル・〆うどん・そしてご主人。全てが見事に調和した素晴らしい酒場なのだ!!
ちなみにこちら。建物の左右で分かれ、でも同じ店名でセパレートで営業されてるとか。しかも別サイドの2Fには屋台風の席もあるとか?!ますます不思議感がたまらない!これはまた必ずや伺わねば!!



★「讃眞(さぬま)」
大阪市阿倍野区王子町2-17-28
06-6621-1969
18:00〜翌3:00 月火休み
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