
高知飲み歩き、記念すべき?1軒目。

ホテルに荷物を預けスタスタ歩いて辿り着いたのは「竹内酒店」
酒豪の街でありながら、予想外に朝昼から飲めるお店が少ない高知><調べるのに苦労しました、、、。
住宅街にポツリ佇む良い雰囲気!しびれるーっっ!(♥∀♥)
「酒店」とつく通り酒屋さん。現在店主であるご夫婦のご両親が戦後に始められ、後を引き継ぎ今に至るというなかなかの古株です。

サッシ戸をガラリ開け入った店内のまたステキなこと!ほぼ家やん(笑)




中央の通路(と言うの?)をはさみ、両サイドにテーブル席。椅子はおなじみビールケースです。左手テーブル奥には小さな流し場。テレビでは日馬富士のニュースが流れています(笑)飲み処の向こう側はお家かしら。このハンパないアットホーム感、たまらんね!

絵画関係、イラスト関係の方も来られるようで、サインや絵がたくさん飾られています。
そして扉は、開けるのは手動、閉めるのは戸伝いの重りで自動というアナログ感もたまらない。
入店早々見所満載でコーフンしきりですがw

メニューは壁の短冊にて。品数少なめ?いえいえ、こういった酒屋の飲み処=角打ちにしては十分。そして何とも魅力的なラインナップです☆
酒はまぁ一通りそろうって感じかな?

ひとまずビール。高知に来たからにゃ、「キリン一番搾り 高知に乾杯」でしょ。ひとり乾杯〜っ!

豆富味噌漬
「高知もんじゃなくて熊本産だけどえぇ?」と、お母さん。正直なお方です。

半冷凍の状態で出てきたので、溶けるまでしばし待って。
ねっとり濃厚で美味しい〜♥

お母さんと話が弾んだ際に見せていただいた、高知の朝市の本と料理本。こんなんあるんね〜地元の本読みながら飲る。最高やね。

暖かい日だったのでビールのピッチも進み。日本酒をば。
高知の地酒と言えば、土佐鶴ね。常温でいただきますよ。
用事で外出されたお母さんとバトンタッチでお父さんの登場。
目の前でなみなみ注いで下さりました。見事な表面張力!
ガツンと男前の酒!ウマイ!

日本酒つながりでひとネタ。
酒豪の街、高知はこの独特のお猪口も有名やね。お父さんが見せて下さりました。
コマのように底が無く、卓上におけないお猪口は有名。それに加え、穴の空いたお猪口まで!コレは知らなかった!
高知ではやっぱり、みんなでワイワイ飲むのが主流なのね〜おひとり様でこれ使ったら、延々にお猪口置けない(笑)

アレコレお話していたら、アレコレ出していただきました。
ぬた
お話の流れで出していただいた「ぬた」。キレイな緑色!
一般的にイメージする「ぬた」(薄黄色いのん)とは明らかに違う〜それもそのはず。高知の「ぬた」は、ニンニクの葉をベースに、味噌・酢・砂糖を配合して作られているから。う〜んっ香り高い!
お刺身につけたり、天ぷらにつけたり…と、高知では万能の調味料だそう。トコロ変われば調味料も変わるのね。
酒のお供にチビチビいただきました。

自家製の、生姜の黒糖漬け
「高知の生姜は辛いよ!」の通り、最初は黒糖のふくよかな甘みが広がり。からの、めちゃ生姜辛い!でもすっごく爽やかな辛味!で、噛んでるとそれが甘みに変わるの〜美味しい〜っ

めちゃくちゃアットホームな酒場で昼酒。良い塩梅♪

帰り際には、高知産の生姜もいただいてしまいました!感謝感激っ><

平日のちょうどお昼。先客は毎日通うという御仁に、週2日ほど通うという女性。ほんま、この雰囲気にピタリのお二人で、家感マジでハンパなかったっす!(笑)
そんな超地元密着型の酒場に大阪からフラリ訪れた女ひとり客を笑顔で迎えて下さったお母さん、お父さん。お二人ともとってもお話好きで、2時間ほどの飲みはあっと言う間に過ぎました。(そんなに居たのか!)
んもーーーーっ!超ツボ!めちゃくちゃ良い店!出会えて幸せ!ありがとうございました!
高知に来たらまずココに走り込みます!!!
※いつも以上に気合いが入り、長文失礼致しましたっ
★「竹内酒店」
高知県高知市南はりまや町2-13-1
088-883-1809
9:00〜22:00 日休み
竹内酒店 (居酒屋 / デンテツターミナルビル前駅、菜園場町駅、はりまや橋駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.7
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