
スコータイ市内中心部にあるブティックホテルを訪問しました。

「Ananda Museum Gallery Hotel」





笑顔で迎え入れられ、まずは半オープエアなレストランにてひと休み〜
ふと足下に目をやると、テーブルの脚が変わってる?!これ、ミシンだ!
使われなくなったものを、リユースされてるんですね。ステキー!
この後も、スコータイ各所で同じような感じのものを見ましたヨ。

お茶とタコー(バイトーイという葉っぱの器に入った、上部はココナッツミルクのやわらか〜なお餅みたいなもの、下部はタピオカ入りのゼリーと、2層になったスイーツ)をいただき、


breakfastの定番、ジョーク(お粥)(米粒が残らないほどトロトロに煮込んだものがジョーク、日本のお粥に似た米粒が残るものはカオトム)
提供のされ方もいちいちステキ!器も可愛いーっ!


辛いものやスパイシーな料理が多いイメージのタイですが、こちらは打って変わってやさし〜〜味わい。朝ご飯にはもちろん、スパイス料理続きの後や、飲み過ぎた時にももってこい(笑)長時間のフライトの疲れも癒されました。


さてと。一息ついたらホテル内を視察。




スコータイ様式と現代建築を合わせたスタイルの客室が30数部屋。
その他、スコータイ料理を楽しめるレストランやバー、スパも併設されます。
シンプルながら良い雰囲気。のんび〜りゆった〜り。癒されそうな空間です。

そして、ホテル名から分かる通り、ホテル隣にはミュージアムが。
「Sangkhalok Museum(サンカローク陶芸博物館)」

スコータイ時代を代表する焼き物、サンカローク
中国から伝わった陶磁器がスコータイ北部の街・サンカロークで焼かれたのが名前の由来。中国商人によって日本にも伝来、江戸時代の茶人が使用し、日本では”すんころく焼き"という名で広まったそう。ご存知ですか…?
タイと日本との最初のつながりがこのサンカロークなのです!


サンカロークをはじめ、周辺諸国の陶器など約2000点が展示され、当時の様子を知ることができます。(入場料:1人/100B(約¥400弱))
なお、日本語の解説パンフの貸出しもあるので安心です。
1Fはサンカロークやその他の陶器などの展示


右のお皿は、高床式の建物が描かれています。花や生物を描いたものが多い中、建築物が描かれているのは、かなり古い貴重なものなんだそうです。




左下写真、中央上段のスコータイを象徴する”蓮の蕾”をかたどったデザインのランプ。今なおこの種のデザインを見かけますが、こんなに昔からあったんですね。切り抜かれた隙間からもれる灯り、ステキなんですよー


続いて2F。展示される作品を通して、芸術と哲学を学ぶことができます。




哲学?何だか難しそうーなイメージですが、そんなことはない。
作品に秘められたストーリーを聞くと、なるほど!へぇ〜っ!と思うことや、プッと笑える内容もあって、これまたオモシロイんです。それらもパンフで解説を得られます。内容を知った上で眺めると違った楽しみ方ができますね。

タイでよく見かけるタイのシンボル、”ガルーダ神”
空想上の動物でとっても不思議なヴィジュアルなのだけど、それに秘められたストーリーを聞くとなるほど。興味深いものでした。
(※通常、カメラ禁止ですが、許可を得て撮影しています)
癒されて、スコータイの歴史を感じられるブティックホテル。
市内中心部から約1km、スコータイ歴史公園からトゥクトゥクで数分(徒歩でも行ける範囲)のロケーションもGOODです!
★「Ananda Museum Gallery Hotel」HP / ★トリップアドバイザー
★タイ国政府観光庁
「関西女の酒場放浪記(仮)」こちらもヨロシク!
★★★16/2/18更新★★★
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