
「喜多屋」さんを後に向かうは超有名ドコ「まるます家」さん。
商店街中程、通路のちょうど角っこにドーンと構え貫禄アリあり。


店先右側では鰻を捌き、左側では鰻やお弁当の販売と活気づいてます。


左側入口から入るとお姉さんの「どうぞ〜」の声でカウンターに着席。
と同時に「お食事?お酒?」と問われ「お酒頂きます」当然。
店内入って右側では鰻をどんどん焼いてはります。
席はコの字型のカウンターが2個、左壁側にテーブル席。


週末お昼ちょい前の時間帯はお酒の人:食事の人=8:2くらいな割合。
年齢層高めの男性一人客が多く、それに混じり若いカップルや夜勤明けみたいな男女グループなど客層は様々。
ホールの店員さんは皆女性(入店時は4人、その後増えた?入れ替わり?)で、とにかく元気!オーダー通しの声が絶え間なく店内に響き渡ってます。


お酒のメニューは豊富ではないものの、定番一通り揃い。
「まるます家だけの約束」東京では割と見かけるような‥?
お酒は一人3本まで!と。大阪で真似したら客が逆切れしそうダ(笑)



壁には赤字メニューがズラリ
鯉とうなぎバリエはもちろん、その他豊富な酒の肴。定番に加えその日おすすめメニューもズラリのラインナップ


梅ハイ¥350
注文すると「ハイ、梅〜あまい梅〜」と歌うかのような注文通し。

鯉のあらい¥400

人生初!鯉!やはり川魚的ヴィジュアル。甘めの酢みそで。
ピンク色、キメの粗い鯛のような食感。臭みやクセは全くなく淡白な味わい。「美味しい!」っていうもんじゃないけど(笑)あっさり〜ナルホドこれが鯉か。大阪じゃ滅多にお目にかかれないので、イイ経験です。

焼酎(芋)¥300
焼酎は芋と甲類のみ。甲類?麦芋米などではなくとのこと。安酒ってことやねー大阪では見かけないなぁ。

注文と同時にピックが目の前に。
何かと尋ねるとお酒を注文した人の伝票代わりだそう。
先ほどの梅ハイと合わせて2本?かな?

鰻のカブト焼(2本)¥300
ネーミングまんま、鰻の頭。蒲焼でついてる頭大好きでよく食べるけど、骨だらけ固くて食べ尽くせないのよネ。でもこれはどういった調理法なのか、多少骨は感じるものの、全部食べ尽くせます。イイ酒の肴だわぁ

価格は全体的にさほど安くはないものの(思いっきり私基準ですが)、イイ物を食べさせてくれる自信の表れかしら。他のお客さんが頼んでたものも、どれも美味しそうでした〜

とにかく元気で明るい店員さん。仕事も一切手抜きせず、常に客席に目を配りテキパキこなす姿勢は見てて気持ちがイイです。
歌声の様な独特な注文通しが楽しく、一人でも退屈する事なく過ごせました。
とは言いつつ、お隣一人のお父さん(初老)と話が進み、酒一杯で出るつもりが二杯になったのは秘密

次回はもっと色々食べてみたいな〜〜

★「鯉とうなぎのまるます家」食べログ
東京都北区赤羽1-17-7
03-3901-1405
9:00-21:30 月休み
鯉とうなぎのまるます家 総本店 (居酒屋 / 赤羽、赤羽岩淵)
★★★☆☆ 3.5

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コメント
コメント一覧 (4)
風情がある!
おっっっ久です!
人間観察は、飲み歩きの楽しみの一つでもあるので!
ただの飲んだくれで終わってはいけません(笑)
私も行きましたよ。
「歌のような注文」は、
左右カウンターの間のキャッシャー?
担当の方でしたかね?
あの勘定の仕方もピンに
差していく感じで独特でした。
この前の土用の丑なんかは
ムチャクチャ忙しかったんでしょうね。
こんばんわー
そうそう。中央部にいた眼鏡のお姉さん(?)です
独特な節と声が印象的ですー
ちょっと遠く離れたとこに座ってたので
次回はもっと近くで動作を観察したいです(笑)
あとは鰻も食べなきゃです。