オジャマしたのは「博多のおでん」
どストレートな店名が潔うおでん酒場。
こちらも前からチェックしていました。飲兵衛仲間の意見一致で伺うことに。

スナックやらが入る昭和漂うビルの一角、



開け放たれた扉から入った店内は調理場向かいのカウンターと壁際のカウンター。10数人が入ればいっぱいの立ち飲みです。



メニューはパウチやホワイトボードにて。酒は定番ひと通り、アテはおでんのみ！一品￥150か￥200が主流、そしてその種類の豊富さには目移り必至。

まずは瓶ビール￥400で乾杯！

おでんも早速いただきましょ。メニュー表で選ぶも良し、目の前でグツグツ美味しそうな実物を指差しチョイスするも良し。
見るからに濃いお出汁は、定番の鰹と昆布をベースに、博多ならではの甘めのお醤油がキーポイントだそう。所変わればおでんも変わるのだ。

大根￥200、白菜￥200、ぎんなん￥200
1巡目。オーダーするとお母さんｏｒ娘さんが手際良くお皿に盛って下さります。
そのネタの大っきさ！食べやすくカットしてくださってなお大っきい！
定番大根、お出汁しゅみしゅみ！珍しい白菜はシャキットロ。茶色系で地味な印象のおでんも、緑や黄色が加わると鮮やかになるねぇ。

じゃがいも￥200、すぼ￥150、タコ￥600
2巡目。ほっくほこの芋。めちゃんこやらかいタコはなかなか良いお値段だけどその価値アリ。

「すぼって何？」その正体は魚のすり身の練り物。プリリっとしていて、蒲鉾とかナルトみたいな感じ。
こうゆう、その土地ならではのネタに出会えるのも、おでんの楽しみのひとつ。

厚揚げ￥200、なす￥200、こんぶ￥150、ばくだん￥200
3巡目。

厚揚げ

大好き昆布、

おでんでなすってのも珍しい。とろっとろ。

うずら豚￥200
博多名物、野菜串巻きのベースだったりするのかな？

ばくだんは、油揚げきんちゃくの中にはゴロッゴロやわらか牛すじぎっしり！

とうふ￥200
関西おでんでも豆腐ってあるけど、だいたい湯豆腐的なあっさりのん。対してこちらはご覧の通りの出汁しみ感。めちゃくちゃおいしい！

おいしいおでんにビールもついつい進んじゃいました。まだまだ食べたいところだけど博多の夜は長い。お客さんもいっぱいだし、そろそろおいとましましょ。ごちそうさまでした！

お母さんと娘さんのほっこりあったかい昭和おでん立ち飲み。お味はもちろん、その雰囲気までも肴になっちゃうそんな酒場。人気に納得、何度でも通いたい！
★「博多のおでん」ぐるなび
　福岡市博多区中洲2-6-26 日港ビル1F
　080-6400-7819
　19:00前後〜翌1:00前後　水日祝休み